08.08.04:43
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10.07.21:08
だから。
だから。
だから。
季節外れの台風が吹いてきて、
そして足早に秋が来た。
風に乗ってやってきた。
寒くなったね。
どれだけ好きでも愛しても意味はない。
最初から何もなかったのにね。
だからいいんだ、全部最初から、
最初から意味はないのさ。
だから本当は終わらせるべきなんだけど、
この気持ちがいつまでもぐずるから、
だから気持ちはそのままでいいやと思って。
否定されたわけでもないのだから、もうそのままでいいかなと。
好きな気持ちはそのままで。
もう二度としないんだと言うから、
だからそう言ってくれるだけ、
僕はずっとずっと君を好きでいられるなんて、
なんて幸せだろう。
誰かに取られてしまって、もっと離れていくことを
考えなくてもいいなんて
なんていいんだろう
なんて無責任だろう
未来を保証したくない、しなくていい
でも好きでいられるなんて
これ以上幸せなことなんてあるだろうか
望めばずっと居られるだろう
そして望めば二度と会えないだろう
でもずっと惹かれることを
なんて無邪気な気持ちが、あまりにも純粋過ぎるこの心が、
ずっとここにいてもいいなんて
成長よりここに湧き出る純粋さが守られた
本当は君の為の方法だったはずなのに、
今では僕の為の方法なんだよね
だから、もしかしたら、したいかも、なんて
もう言わないでくれよ
あぁ、何度、何度好きだと言ったんだろう
それでも届かないのを何度この心が泣き続けたんだろう
今は誰もいないから、だから僕は君の近くにい続けられるのに、
そんなこと言ってしまったら、
そしたら僕はいれなくなるじゃないか
また泣き続けるこの心に、なんて言い聞かせよう
何度も理由を作っては泣き止ませて来たんだよ
素直過ぎたのは傷く為ではないと、
撫でて言い聞かせて来たんだよ
本当は、本当はもっと欲しい
知ってる
だけどね、それはダメなんだ
それはまた深く傷ついてしまうよ
だからもっと逸らして
もう二度と
『僕は、もう二度としない』
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