08.09.08:34
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12.16.22:45
新しい曲をよしとしない。
新しい曲をよしとしない。
新しい物を受け入れる抵抗。
Vocaloidの曲を沢山知って、
いつも最新を抑える人達やら、
とにかく最新の曲を常に消費出来る人達について。
常に私はそれが苦手で。
その割には沢山の曲をそれなりに聴くのだけども。
だけども、琴線に触れる曲というのはそんなに多くないし、
その琴線というのも、如何せん曖昧なもので。
正直何度も聴けば、何の曲だろうと愛着は湧く。
それで考えれば、その好きな気持ちというのも
実は聴き慣れたリズムだとか、
同じようなテンプレ曲なのかも知れない訳で。
環境に左右された音楽の感性。
そして新しいリズムを受け入れるのはもっと苦手だ。
そして所謂、ゴリゴリのJ-POPだとか、
そういう類は特に好きになれない。
無理矢理耳にねじ込まれるイメージを否応無く持つ。
だから尚更嫌悪感が増すというところだ。
新しい曲を好きになるかならないかは、
冒頭5秒~10秒で決まると思っている。
そもそも冒頭が好みじゃない時点で、求めているものと違うなら、
それはその曲自体が違うという事と同意義である。
冒頭が好みでも曲が違うという事はよくあるが、
冒頭が好みじゃなくても、曲は好きという事はあまり無い。
つまりそういうことだ。
だからこそ、違うイメージを携えた曲達が
怒涛の様に迫るこのご時世に、
それを口を開けて受け入れる人々というのは、
どんな消費の仕方をすればそうなれるのか全く分からない。
自分は好きな曲を好きなだけかけるだけで精一杯なのに。
高すぎる感性を持つと、
新しい曲の中に自分の“お気に入り”を探すのは大変だ。
だから、音源は何年も前に手に入れていたけど、
今になって好きになる曲は幾度となくある。
その良さを知るには何年もかかるというのも、
意味があると思うのだけど、少しそれについて言及したい。
何故何年も前に知っていた曲を今になって好きになるかということなのだけども、
その理由の一つとして、
スタート地点が違うということが言えると思う。
例えば、私はポルノグラフィティが言うなれば、“音楽の原点”だったと思う。
そしてJ-POPの聴き慣れたリズムに、
ROCKという新しいジャンルに感化された。
そしてそのROCKな曲調を聴き慣れていくと、
そのROCKと近いPUNKというものに出会う。
そしてPUNKなバンドの中の曲で、バラードな曲に出会う。
そしてそのバラードな曲調を聴き慣れていくと、
JAZZ風な曲調と出会う。
そしてJAZZ風な曲調を聴き慣れていくと、BOSSAな曲に出会い...
そのようにたどれば、今まで音源は持っていたけど、
その価値に気づくというのが遅くなるということになる。
聴き慣れたメロディーは受け入れも早いし、
これはいい音楽だと思うのも、聴き慣れたメロディーである必要があると思う。
つまりそういうこと。
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